不整脈について
心臓は1日に約10万回の頻度で拍動しています。
心臓の拍動は右心房の洞結節という場所で定期的に電気を発電し、刺激伝導系という心臓の中の電線を電気が流れることで拍動がうまれます。
この洞結節の不具合、電線の不具合、別のところが発電してしまうなどの心臓の電気系統の異常を不整脈と言います。不整脈とは脈拍の異常ではなく、心臓のリズム(調律)の異常であり、脈が速い、ゆっくりである、脈が飛ぶというようなことが生じます。
不整脈そのものが命を脅かすことはありませんが、日常生活に支障があり、QOL(生活の質)が下がってしまうような、自覚症状の強い不整脈については、治療が必要です。
さらに、心不全や脳梗塞を引き起こす可能性のある不整脈も治療の対象になります。
不整脈の検査には心電図検査が有効であり、当院ではホルター心電図検査を行っております。
ドキドキする、脈が飛ぶ、息切れ、めまい、胸が苦しい、気を失うなどの症状がある場合、不整脈が原因かもしれませんので、そういった症状がある場合には、当院までご相談ください。
新しい24時間ホルター心電図Heart Note®検査のお知らせ
従来の24時間ホルター心電図は4つの電極が付き、大掛かりで入浴なども制限されるものでした。そこで当院ではHeart Note®という新しい心電図を導入いたしました。
Heart Note®の特徴
今回導入した新しい24時間ホルター心電図は非常に小さく、日常生活も普段どおり行えます。しかも、7日間の連続記録が可能です。
- 検査中も日常生活の制限がない。
- 7日間の連続記録が可能。
- 7日間でも24時間でも保険診療で値段は同じ。
- 長時間計測で不整脈の検出率も向上する。
費用について
ホルター心電図(24時間以上) | 1割負担 | 1,750円 |
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3割負担 | 5,250円 |