ボツリヌス治療（ボトックス治療）〜 脳卒中後のつっぱりおよび片側顔面けいれん・眼瞼痙攣にお困りの方へ 〜

ボツリヌス治療について

• ボツリヌス治療は、ボツリヌス菌が産生する毒素から抽出した成分を用いた治療法です。神経伝達物質の働きをブロックして粘膜の副交感神経の興奮を抑制してくれるので、不快な症状を軽減する効果があります。
• そもそもボツリヌス毒素は、そのものでは毒性があり使用できませんが、実際の治療ではそこから毒性を除去しているので、安全に使用できます。非常によく効く治療法なのですが、ボトックスの効果はずっと持続するわけではなく、効果の持続期間が3ヶ月くらいなので、継続的な治療が必要です。
• 脳卒中後に上下肢がつっぱり（痙縮）、日常生活に影響が出てくることがあります。

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  グラクソ・スミスクラインホームページより

• これら四肢のつっぱりを生じることで、歩行障害や筋肉の痛み、身の回りの着替えなどができなくなるなどの障害を生じます。不潔になったり、床ずれの原因ともなります。つっぱりを改善させる治療としてボツリヌス治療があります。ボツリヌス治療は安全性が高く、不可逆的であるため、上記でお困りの方は試してみる価値があります。
• 当院でできるボツリヌス治療は、上肢・下肢痙縮、片側顔面けいれん、眼瞼けいれん、原発性腋窩多汗症です。すべて保険治療です。詳しくはご相談ください。